
オークション・フリマの発送トラブルと補償付き発送方法まとめ
公開日:2021年3月31日
オークション・フリマでよく起こる発送トラブルと、トラブル時に補償つく発送方法をまとめました。
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オークション・フリマと発送トラブル
一番トラブルが起こるのが発送
商品を発送してから「受取評価」されるまでは、出品者としてはハラハラ・ドキドキする時間です。なぜなら、オークション・フリマで一番トラブルが起こるタイミングは「発送から商品の到着まで」だからです。
発送でトラブルが起こる内容は、
- 商品の破損
- 荷物の不着(届かない)
- 荷物の受取拒否
の3つが大きなトラブルでしょう。
よくあるのが、「輸送中に商品が破損した」「荷物が届かなかった」というトラブルで、購入者からすれば「不良品が届いた」「商品が届かない」となるわけですから、ほぼ100%大きなトラブル発展します。
トラブルを回避できるのが「補償つく発送方法」
こうした商品の発送に関するトラブルのうち、補償つく発送方法を選択することで「商品の破損」と「荷物の不着(届かない)」を防ぐことができます。
補償つく発送方法を選択すると、多くのケースで「商品の価値(販売価格)」分を運送会社が補償してくれるので、トラブルがあっても金銭的にマイナスにならずに済みます。
「補償つく発送方法」
プラットフォーム独自の発送方法
オークション・フリマでは、プラットフォームが用意する発送方法があります。ヤフオクなら「ヤフネコ!パック」「ゆうパック・ゆうパケット:おてがる版」、メルカリなら「らくらくメルカリ便」「ゆうゆうメルカリ便」などがそれにあたります。
これらのプラットフォームが提供する発送方法は全て補償が付いています。補償内容と補償金額はプラットフォームと発送方法によって異なりますが、概ね商品代金分くらいが相場です(一部サービスは上限あり)
運送会社の正規の発送方法
プラットフォーム独自の発送方法でなくても、運送会社の正規の発送方法であれば基本的に商品代金分の輸送補償が付いています。
運送会社の正規の発送方法でも、格安料金の発送方法は補償金額が低くなるので注意が必要です。例えば、ヤマト運輸の宅急便の補償金額は最大30万円ですが、ネコポスについては最大3,000円までと100倍も差があります。
補償付き発送でトラブルがあったら?
もし、補償付き発送でトラブルがあった場合は、プラットフォーム独自の発送方法の場合は基本的には「購入者」がプラットフォーム側に申請します。
| 項目 | 申請する人 | 補償金額 | 説明ページ |
|---|---|---|---|
| ヤフネコ!パック | 購入者 | ¥3,000〜300,000 | ヤフオク!ヘルプ |
| メルカリ便 | 購入者 | 全額補償 | メルカリガイド |
| かんたんラクマパック | 購入者 | ¥100,000〜300,000 | ラクマFAQ |
補償が一番手厚いのはメルカリで、ネコポスなどの正規なら3,000円しか補償してくれない発送方法でも、メルカリ事務局が事故と判定すれば全額補償されます。
ヤフオク!とラクマは発送方法によって補償が異なるので、商品の価格に合わせて発送方法を選ぶと良いでしょう。
購入者都合ではなく、安心できる発送方法を選ぼう
購入者側としては配送料が安ければ総額が安くなるので、出来るだけ安い発送方法にしたいと思うのは当然です。
しかし、出品者の立場で考えると、トラブルが起こる可能性がある以上で、補償がつかない発送方法は選ばない方法がベターです。仮にメッセージなどで「普通郵便でいいから安くして」などと言われたら、「補償がない」という点を確実に了承してもらいましょう。
発送トラブルは、購入者と出品者の関係性を一気に悪化させる要因なので、最悪でも「購入金額が補償される発送方法」を選ぶようにしましょう。

